今回のテーマは逗子×鎌倉。地域連携で何ができる?!にアイデア続々。「逗子30±’sクリエイターズな夜vol.7」

2014/10/06| , , , ,

初秋の香り漂う9月28日(日)、SUECCO CAFEにて逗子クリエイターズな夜vol.7が開催されました!

  

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逗子30′s(読み:ずし さんじゅうず)のいちプロジェクトとして、昨年「浜の芸術祭」で代表を務めていた加藤太一さんが呼びかけて始まったのが、こちらの「クリエイターズな夜」。経緯については、第1回キックオフ交流会開催レポートをどうぞ。

 

第7回となる今回は、「逗子×鎌倉」をテーマに開催。カマコンバレーの方々を筆頭に、たくさんの鎌倉勢にもおこしいただき、これまでで最大、総勢53名の参加となりました。

 

前半は鎌倉で活動される方々のプレゼンテーションに耳を傾け、その後は地域連携の企画のアイデア出し大会。「境界線合コン」「小坪トンネル企画」などなど?!気になるたくさんのアイデアが出されたとか…?!

 

それではさっそく5組のプレゼンから、当日の様子をのぞいてみましょう。

 

 

 

■01.カマコンバレー —ITの知見やツールを武器に、鎌倉を熱くしたい人を全力支援!!


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トップバッターは、カマコンバレーの淺野幸彦さんと、宮崎光太さん。

 

逗子でも頻繁に耳にするようになった「カマコンバレー」は、「この街を熱くしたい人を、ITで全力応援します」をコンセプトに、鎌倉の各種IT企業のメンバーが中心となり、2013年から活動している団体です。

 

ITの垣根を越え、肩書きや立場の異なるさまざまな方々が参加していますが、ITに知見のある企業が多く参加していることから、その知識やツールを武器に、鎌倉を盛り上げたい人を応援しているといいます。

 

「ぜんぶジブンゴト化」をキーワードに、反対する仲間がいなければすぐに走り出すスピード感。これまでに一番手があがったプロジェクトとして「鎌倉の落書きを消す人を応援!」や、「イタリアに鎌倉の拠点をつくる」などのプロジェクトが紹介されていました。落書きは、8割は同じ人が描いていた、なんていう隠れエピソードも…。

 

2013年8月には、鎌倉市限定のクラウドファンディングサービスiikuniもスタート。

 

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他にも、鎌倉建長寺で禅を体験し、ITで世界の課題解決に挑むハッカソンZENHACKや、鎌倉のオンラインショップを盛り上げる鎌倉ECサミットなど、言葉通りのスピード感でさまざまな企画が進行中です。

 

そしてなんと、次の定例会は、鎌倉のお隣、逗子で出張開催!10月23日に、逗子文化プラザさざなみホールで開催されるそうです(※今回分は定員に達したため締切とさせていただいています。また、定例会への初参加はメンバーからの紹介制となっています)。

 

これからのコラボレーションにも期待が高まりますね・・・!

 

 

■02. Bamboo Grass Mountain — 鎌倉に革小物工房兼SHOP、夏には逗子海岸でワークショップ


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続くプレゼンターは、「Bamboo Grass Mountain」の平山篤(ひらやま あつし)さんです。

 

鎌倉では、彫金師の方とおふたりで工房を兼ねたシルバー&レザーのファッション・アクセサリーショップ「Bamboo Grass Mountain」を営む平山さん。

 

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この夏、逗子海岸の海の家「SeasideLiving」にて革アクセサリーづくりのワークショップも開催されていました!

 

当日も実際にいくつかの作品を持ってきてくださっていたのですが、中でも「お札を折らずに収納できるお財布」には、会場から「おおー」と興味津々のどよめきが。

 

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「たくさんのモノが当たり前に存在する今だからこそ、手作りにこだわっている」という平山さん。つくる「過程」を体験してもらう意味でも、これからもいろいろな場でワークショップを構想中とのことです。

 

紹介されていた店舗写真もとても素敵な雰囲気なので、ぜひ訪れてみたいと思いました!

 

 

 

■03.企画制作団体chameleon / オトナかまくら — 観光地だけじゃない、鎌倉の人や物の魅力を伝えてゆく


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3人目は逗子出身逗子在住、かつ鎌倉で2種類のフリーペーパー、「KAMAKURA」「オトナかまくら」の制作に携わっている、大村真理子さん。

 

真理子さんは国際NGOで働くかたわら、“Think globally, Act locally(グローバルに物事を考え、身近な地域で活動をする)”という思いから、「平日は世界のことを、休日は地域のことを」と逗子・鎌倉での活動に参加しているそう。

 

そんな彼女が所属しているのが、「まちをもっと面白く」を合い言葉に鎌倉で活動する「企画制作団体chameleon」。代表が大学生の時に立ち上げた学生団体が、5年を経た今は社会人、大学生が入り混じる団体となり、街ではなく鎌倉の「人」にスポットをあてた情報誌「KAMAKURA」を発行するなど、幅広く活動中している団体です。

 

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真理子さん曰く“実写版クラウンドファンディング”のようなというとおり、kamater(カマター)さんとよばれる応援者の方々からの出資で発行されているという「KAMAKURA」。応援してみよう!という方はぜひkamater制度をチェックしてみては。

 

さらにこれに加えて、最近は友人と2人で自主制作したフリーペーパー「オトナかまくら」を発行したという真理子さん。

 

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女の人が「かわいい」と思うものには、子どものころに使っていたものなどなつかしさもこめられている…そんな女性のかわいいと思うものを集めたというこちらのフリーペーパーも、とても雰囲気のある仕上がり。会場でも女性陣から大人気となっていました。

 

「KAMAKURA」も「オトナかまくら」も、逗子・鎌倉のいろいろなお店においてあります(基本的には取材店舗や発行を応援してくれたお店などにあるそうです)。見かけたら、ぜひ手にとってみてください。

 

  

 

■04.『節絵』—掛け軸を変えるように四季を楽しむ。工芸家と芸術家コラボの新しいプロダクト


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続いては、鎌倉を拠点に活動されているグラフィックアーティストの八咲 潮(やさき うしお)さん

 

今回は、台座付展示物『節絵(ふしえ)』というプロダクトについてご紹介いただきました。こちらは、取り替えることを前提として考えられた、絵画の新しいプロダクト規格。簡単に言えば「mini床の間」なのだとか…。

 

実物をお持ちいただきました!

 

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台座の部分を工芸家が、絵の部分を芸術家が制作することでコラボレーションがうまれるのもひとつの魅力。そして、サイズが同じなので同じ絵でも台座を変えることによってぐっと表情が変わるのも面白いですよね。 

 

西洋に比べて窓の多い日本の住宅は、限られた壁のスペースの中で、掛け軸などを架け替えるなどして絵を飾ってきた、と話す八咲さん。

 

西洋化の流れの中で、ほとんどの日本の住宅から床の間が消えてしまった中で、西洋のプロダクトを日本のライフスタイルに合う形でデザインしようと着想されたのがこちらの『節絵』なのだそうです。

 

 

■05.「Mama Africa」—アフリカの布から生まれる雑貨やワークショップを通して伝えたい、シンプルな幸せの形


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ラストを飾るは、アフリカの布から生まれる手作り服飾雑貨のお店「Mama Africa」を運営されている小林純子さん。

 

「Mama Africa」は、もともとアフリカとモノづくりが好きだった純子さんが、お子さんの妊娠と出産をきっかけに始めた活動で、純子さんがアフリカ滞在中に学んだ、“人間らしく生きる知恵みたいなもの”を日本でシェアしたい、という思いで生まれたそう。

 

アフリカの布を使った手作り服や雑貨を通して、伝えるのは、アフリカ文化の面白さや、人のあたたかさ。

 

日傘づくりワークショップを開催したり、料理教室とあわせたアフリカの食文化紹介を行ったり、またダンスワークショップを行ったりと、場所も分野も枠にとらわれず多岐にわたるフィールドで活躍されています。

 

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「生きる知恵や、子どもがそこで笑っていたり…という、シンプルな幸せの形を伝えていきたい、という純子さんの、エネルギーあふれる語りに、会場でも共感の空気が漂っていました!

 

 

 

■ 【グループワーク】逗子×鎌倉×他もふくめて、地域連携でどんなことができるだろう??


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プレゼンの後にひとしきり交流を楽しんだあとは、グループワークタイム

 

今回は逗子の方、鎌倉やそれ以外の地域の方もたくさんいらっしゃるということで、「逗子×鎌倉×他もふくめて、地域連携」というテーマで、グループに分かれてアイデアを出し合いました。

 

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■【発表タイム 】境界線で…、トンネルで…?!


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チームごとに、話し合ったアイデアを会場に共有。こちらのチームは、「境界線」がキーワード!

 

逗子と鎌倉の境界線を舞台に、合コン、押し相撲、大縄跳び、運動会などなどいろいろな企画をやって盛り上げよう、というもの。「境界線●●」というリズム感のよいフレーズに、会場の反応も上々。

 

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こちらのチームは、逗子と鎌倉の間にある小坪トンネルを活用して、心霊スポットという評判を逆手にとり、あえてそこでプロジェクションマッピングなど話題を呼ぶ企画をやってみよう!というアイデア。

 

この他にも、あえて「対決(バーサス)」という位置付けにして、定期的にテーマを決めて闘う隣町対戦型まちおこしをしよう、それを他の地域にもまちおこしモデルとして持っていこうというアイデアや、逗子・鎌倉で地域をこえて返却のできるレンタサイクルをつくりたい!という声、三浦半島全域でスタンプラリーを実施!などなど、どれもおもしろそうなアイデアが続々。

 

それぞれに実現に向けてかかわりたい!という手が何人もあがっていたので、かたちになってあらわれる日もやってくるかも…?!

 

当日はカマコンバレーのメンバーの方にレンタサイクルを運営されている方もいらっしゃったので、地域を越えたレンタサイクル、実現したら嬉しいなぁ…。 

 

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というわけで今回は、史上最高の人数となり会場は熱気あふれるこんな感じに。あの空間と時間を共有してくださったみなさん、どうもありがとうございました!

 

次回は、10月26日(日)の夜に開催の予定です。それでは、また次回をお楽しみに。

 

 

★逗子クリエイターズな夜 Facebookページ
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